ソリューション
ネットワークの輻輳制御
ネットワークに流入するデータ量が増加すると、ネットワーク資源の競合が発生し、データ転送の性能が低下していきます。流入するデータの総量が通信回線の総量を超える場合は、パケットは途中の中継ルータの待ち行列に入れられ、通信経路が利用可能になるまで待機させらます。
ネットワークに流入するデータ量が増えると、中継ルータでパケットが待機させられる時間が増加し、データ転送に遅延が生じます。
また、中継ルータの待ち行列の長さには限界があるため、ネットワークに流入するデータ量が非常に多くなると、すべての転送待ちパケットを待ち行列に入れることができなくなります。その結果、中継ルータは転送待ちパケットのいくつかを破棄せざるを得なくなります。
このように、ネットワークの許容量を越えるデータ量がネットワークに流入し、パケットの配送が遅延させられたり、パケットが廃棄される状況を「輻輳」と呼びます。

従来のルータをベースとしたネットワークでは、以下のような問題がありました。
- トラフィックの詳細情報が不明
- 全トラフィックがベストエフォート
- 保証型サービスの実現が困難
- リアルタイム性のアプリケーションにとって輻輳による損失は大きい
- 回線の帯域を増強などオーバー・プロビジョニングしないとサービスに支障をきたす

Sableアプリケーション・フロー・コントローラは、輻輳の発生を回避する技術や、ネットワークの状態を輻輳状態から速やかに回復させる輻輳制御機能を実装しています。そのため、以下のようなソリューションを提供します
- フロー毎にトラフィック詳細が明確化
- ATMに準じた品質で帯域制御可能
- 優先サービスのパケットの順番、遅延、揺らぎ、帯域を保証
- 有料サービスは優先し、他は優先度を低くするなど、サービス毎に優先度を決定し、効率的な利用が可能
