セーブルネットワークス、キャリアグレードNATミドルウェア「SJ-NAT」販売開始
2009年5月26日
株式会社セーブルネットワークス (本社: 東京都港区、代表取締役:太田祐樹、以下略称: SNC)は、IPv4アドレス枯渇問題に対処する製品、キャリアグレードNATミドルウェア「SJ-NAT」の販売を始めました。
「SJ-NAT」は、Linuxベースのミドルウェアで、ISP (インターネット・サービス・プロバイダ) やケーブルTVインターネット提供事業者がそのネットワーク上でIPv4アドレス枯渇に対応するために導入する際に必要な機能を搭載した製品です。64ビットOS (Linux) が稼働するハードウェアに組み合わせることで、大規模ネットワークサービス運用で想定される36GBという膨大なNATテーブルもサポートします。
「SJ-NAT」は、SNCの親会社である株式会社ネットワークバリューコンポーネンツ(本社: 神奈川県横須賀市、代表取締役:渡部進、以下略称: NVC)で開発を進めていましたが、SNCが販売および一部機能開発をしている米国Sable Networks製品との親和性を鑑み、開発・販売権の許諾を受け、SNCが今後の展開を進めていきます。
「SJ-NAT」 は、以下のような特徴を持っています。
- 高い通信透過性
ネットワーク上のパケットについているIPアドレスを変換する「ネットワークアドレス変換 (NAT)」技術には様々な種類があります。その中で一番、フィルタリング特性の面から透過性が高い「フルコーンNAT」を実装しています。 - 通信の折り返し機能
【cgnat-m】の配下にある端末同士が通信する場合には、そのNATを越さない通信を実行できる「ヘアピニング機能」を提供します。 - ロギング機能
ISP等の通信事業者は、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に対する法律」 (「プロバイダ責任制限法」)により、一定期間保管する義務を負います。そのため、その通信記録をログに残すための「ロギング機能」を搭載しています。
また、キャリアグレードNATで問題視されているNATを介することで障害が発生しやすいIP電話 (SIP) やプロトコルにも対応できる「パススルー機能」や「ポートフォワーディング」機能も搭載しています。
「SJ-NAT」の受注開始日は5月26日、出荷開始日は6月1日を予定しています。
なお、ライセンス契約締結につきましては、NVCが5月25日付けで「自社開発のキャリアグレードNATミドルウェアの当社子会社セーブル社とのライセンス契約締結に関するお知らせ」を発表しました。
株式会社セーブルネットワークスについて
日本法人である株式会社セーブルネットワークスは、米国Sable製品の開発、製造、販売およびサポート事業のために、2008年に設立されました。
会社概要・詳細は、以下のWebサイトをご参照ください。
http://www.sable.co.jp/
<報道関係からの問合せ先>
株式会社セーブルネットワークス
マーケティング
Mail: press@sable.co.jp